こんにちは！フジアルテ広報担当です！

5月に開催された、「J1グランプリ（事業所No.1グランプリ）」。
今回は優勝チームである、布気事業所（日東電工株式会社 亀山事業所）の「コナアルテサークル」の皆さんに改善活動についてお話しを伺いました👀✨

▼J1グランプリ（事業所No.1グランプリ）のおさらいはこちら！▼
第4回J1グランプリが開催されました！ – F’JOURNAL（エフジャーナル）

 

まずは布気事業所について教えてください。

私たちの布気(ふけ)事業所は請負・派遣あわせて40名ほどの小規模事業所です。平均年齢33歳の若い世代中心の事業所で、日本・ブラジル・ベトナム人材が活躍しています。事業所メンバーは個性が強く面白い人ばかりです！メンバーの主張がはっきりしており、ミーティング時はいつも意見が飛び交っているため、管理チームと現場チームのベクトルを合わせながら業務に取り組んでいます。

 

 

実際の製造工程についても教えてください。

日東電工株式会社 亀山事業所様は、三重県亀山市に位置する高機能材料メーカーです。
私たちは「光半導体の封止材料に使用される固形タブレットの製造工程」を請け負っています。
粉体を取り扱う職場なので、工場内はクリーンルームとなっており、日々粉まみれになりながら生産活動を行っています。チーム名の由来もそこからです(笑)

 

チーム名はそこから来ていたんですね(笑)では、今回の改善活動の中でもっとも大変だったことと、それにどう取り組んだのか教えて下さい

今回は「サステナブル化」をテーマとしたこともあり、改善活動は

・廃棄削減
・作り過ぎの抑制
・従業員のモラルアップ

について実施しました。

もっとも大変だったことは「作り過ぎの抑制」です。日東電工様も今まで手を付けられなかった項目で、過去の膨大なデータ分析と品番との紐づけ、一歩間違えたら生産数がショートするリスクの中、生産抑制量の調整が大変でした。

しかし、
・管理チームで情報共有しながら方向性がブレないように進めていったこと
・現場チームにも事情や実施する背景を共有し、サンプリングや検証に協力してもらったこと

で、ひとりの力では実現不可能なことでも皆で協力して乗り越えることができました。

 

大変なプレッシャーの中、活動を継続されたんですね。改善活動後、お客様や仲間からどのような声があがりましたか？

日東電工様の製造課長からは「組織の一体感、要因分析の精度とはじめ、このような改善活動について驚かされてばかりです」という声をいただきました。「請負工程内だけで解決できないことがあれば言ってください」ともお伝えいただき、お客様とも力を合わせながら改善活動に励みたいと思います。

また布気事業所メンバーからは、「作業方法やルールなど何か変化点がある時は、管理側だけで決めるのではなく、現場の声を傾聴してくれて、一緒に考えながら良い方法を決めてくれていて嬉しい」という声をもらいました。事業所メンバーが納得感をもって活動してくれて嬉しく思っています。

 

 

お客様からも、メンバーからも嬉しい声が届いていますね！では続いて“取り組みを発表”するうえで工夫したことを教えてください。

今回は事業所としても初めて、グローバル人材の方も発表に加わってもらいました。スライドに記載している堅苦しい文言では漢字や言い回しが難しく、発表者それぞれが「自分が言いやすい言葉で伝える」ということに重きを置いて実施しました。

また、スライドに関しては、事業所メンバーたちが一生懸命取り組んだ内容を「より分かりやすく・カッコ良く」伝えたいという思いで作りこみました。事業所での改善活動は、売上や利益に直ぐに表れるものではないため目に見えづらく、このような発表の機会を活用し頑張っているメンバーに少しでもスポットが当たれば…という思いで気合いを入れて作成しました。

 

皆さんの取り組みに対する熱量と相思相愛なチームワークが素敵ですね。最後に、事業所として今後の目標を教えてください！

今後もQCサークル活動および日々の改善活動を継続していくことで事業所全体のレベルアップを図り、持続可能な運営体制と、Nittoグループアカウント拡大の起点となる事業所を目指します！

 

いかがでしたでしょうか。

実は布気事業所は、昨年のJ1グランプリでも優勝している“2連覇中”の事業所なんです🏆
QCサークル活動への取り組みや工夫したポイントなど、参考になれば幸いです！

 

次回の配信は７月11日(金)です。
ぜひみなさんチェックしてください！

この記事が役に立った・良かったと思ったら、ぜひ「いいね👍」「コメント✏」をお願いします♪